速報!!大学生が選んだ就職先人気企業ランキング2009

【 全 体 傾 向 】

大手企業・安定企業志向、より鮮明に!!

◆男子学生は、文理ともに総合商社人気の高さが顕著に
総合商社に加えて、文系では大手金融、理系では大手電機メーカーに注目が集まる
◆女子学生は、「働く場」としての企業選択が就職先の基準に
文系では「キャリア」や「多様性」、理系は「くらし」「いのち」がキーワード

文系・男子

三菱商事が3年連続で1位!
三井物産とともに1,000点を超えて、総合商社と金融に学生の注目が集まる

 3年連続1位の三菱商事を筆頭に、三井物産(2位)、住友商事(4位)、丸紅(8位)、伊藤忠商事(9位)の総合商社5社がトップ10に名前を連ね、双日(昨年23位→16位)、豊田通商(同29位→18位)も順位を上げた。総合商社は、業績や雇用においても、他の業種ほどにはマイナス報道が少なかったこともあってか、相対的に人気を集める結果となった。
 総合商社以外では、大手金融機関も人気を集めている。三菱東京UFJ銀行(3位)、三井住友銀行(5位)、東京海上日動火災保険(7位)、野村證券(10位)と、銀行・保険・証券のリーディングカンパニーが10位までにランクインしただけでなく、上位20社を見ても総合商社が5社、大手金融が9社を占めた。大手金融機関は急激な景気後退のなかでも新卒・定期採用への積極姿勢を引き続き崩しておらず、インターンシップや就活支援イベントなどを通じて、学生に有益な情報を早期から提供してきたことが注目を集めた要因と考えられる。
 「内定取り消し」「派遣切り」などの雇用不安が増すなかで、学生の安定志向と積極的な採用姿勢を見せる企業広報戦略が相互作用した結果、大手企業が人気を集めたものと考えられる。

順位 企業名
2009 2008 2007
1 1 1 三菱商事
2 3 2 三井物産
3 2 3 三菱東京UFJ銀行
4 4 4 住友商事
5 7 10 三井住友銀行
6 10 9 パナソニック
7 5 7 東京海上日動火災保険
8 6 6 丸紅
9 8 5 伊藤忠商事
10 14 14 野村證券

(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べ
(2009.1月リリース)

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理系・男子

パナソニックが4年ぶりの1位!
大手電機メーカーに加えて、総合商社の存在感がより増大する結果

 パナソニックが05年以来、4年ぶりの1位(当時は、松下電器産業)となった。製造業では、ソニー(2位)、シャープ(3位)、日立製作所(8位)、キヤノン(9位)、東芝(10位)の大手電機・精密機器メーカー、野村総合研究所(7位)、NTTデータ(11位)のIT系企業がランクインした。
 また、総合商社では、住友商事(4位)、三菱商事、三井物産(ともに5位)の人気が高く、加えて丸紅(昨年16位→13位)、伊藤忠商事(同24位→14位)、豊田通商(同86位→26位)も順位を上げ、「理系・男子」においても「総合商社人気」を示す結果となった。
 順位が大きく飛躍した企業では、アステラス製薬(同78位→16位)、武田薬品工業(同32位→17位)の製薬メーカー、東日本旅客鉄道(JR東日本)(同53位→18位)、東海旅客鉄道(JR東海)(同44位→21位)の鉄道会社、三井住友銀行(同62位→20位)、第一生命保険(同75位→23位)の金融機関があげられる。学生の就職活動早期段階から理系出身学生の多様な活躍フィールドを伝えるためのインターンシップやイベント、パンフレット、ホームページなどの広報活動を実施した企業が功を奏したといえる。

順位 企業名
2009 2008 2007
1 2 2 パナソニック
2 3 9 ソニー
3 4 10 シャープ
4 10 7 住友商事
5 5 5 三菱商事
5 9 3 三井物産
7 7 6 野村総合研究所
8 1 1 日立製作所
9 8 8 キヤノン
10 11 4 東芝

(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べ
(2009.1月リリース)

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文系・女子

ベネッセコーポレーションが初の1位に!
女性が「働く場」としての評価がランキングに反映した結果となった

 ベネッセコーポレーションが、本調査で初の1位を獲得。出版社という業態を超えた身近な存在として、また女性が活きる企業としての認知が学生により広がったためと思われる。また、2位の東京海上日動火災保険、三菱東京UFJ銀行(4位)、三井住友銀行(5位)の大手金融機関も女子学生向けセミナーや内定者主催イベントなどで、女性が活躍できる企業としての積極的な採用姿勢が学生に好感を持って受け入れられたようだ。
 これ以外では、国際性やエンターテインメントなどの、学生の「憧れ志向」が反映される結果となった。ジェイティービー(JTB)(3位)、資生堂(6位)、全日本空輸(ANA)(9位)、三菱商事(10位)が昨年に続いてトップ10入りし、オリエンタルランド(昨年15位→7位)、丸紅(同16位→8位)が大きく順位を上げている。
 業界・業種などの人気・注目度以上に、学生のキャリア志向や多様な働き方を許容し、女性がより活躍できるフィールドや制度を有しているかなど、「働く場」として個々の企業を評価する学生の気質が強く表れていると思われる。

順位 企業名
2009 2008 2007
1 5 7 ベネッセコーポレーション
2 1 3 東京海上日動火災保険
3 6 11 ジェイティービー(JTB)
4 2 1 三菱東京UFJ銀行
5 8 13 三井住友銀行
6 9 23 資生堂
7 15 27 オリエンタルランド
8 16 15 丸紅
9 3 2 全日本空輸(ANA)
10 4 5 三菱商事

(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べ
(2009.1月リリース)

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理系・女子

製薬・化粧品、化学、食品の各業界に人気!
「くらし」「いのち」などの業務フィールドが学生の注目を集める

 資生堂が2年連続の1位となった。上位企業ではパナソニック(3位)と住友商事(7位)を除くと、資生堂、武田薬品工業(9位)、コーセー(10位)、P&G(11位)の製薬・化粧品メーカー、明治製菓(2位)、サントリー(4位)、森永製菓(5位)、ロッテ(6位)の食品メーカー、旭化成グループ(8位)、富士フイルム(10位)の化学メーカーが上位にランクインした。「くらし」や「いのち」などをコア事業とする企業が学生の注目を集める結果となった。
 学生に身近な商品・製品を提供するメーカーというだけでなく、医療過誤や食品偽装などが社会問題として大きな注目を集める時代において、安全や安心を重視する企業側の姿勢が学生に伝わり、また理系学生として専門性や技術を活かした就職先企業への志望度が高まったものと思われる。

順位 企業名
2009 2008 2007
1 1 17 資生堂
2 19 23 明治製菓
3 2 1 パナソニック
4 7 4 サントリー
5 19 19 森永製菓
6 6 7 ロッテ
7 - 27 住友商事
8 - - 旭化成グループ
9 15 14 武田薬品工業
10 22 - 富士フイルム
10 12 12 コーセー

(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べ
(2009.1月リリース)

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【調査対象】 現在就職活動中の大学3年生と大学院1年生です。
文系:国公立大学43大学 私立大学23大学とその大学院生のうち無作為抽出による 22,000名
理系:国公立大学44大学 私立大学17大学とその大学院生のうち無作為抽出による 8,000名
合計:30,000名
【有効回答】 4,776名(15.9%)
【調査期間】 2008年10月8日〜2008年12月26日
【調査方法】 郵送と手渡しによるアンケート方式
回答方法はハガキ・インターネット・就活イベントでの回収を併用
就職希望企業先を志望順に8社まで記入
1位企業=5ポイント、2位企業=4ポイント、3位企業=3ポイント、4位企業=2ポイント、
5位以下は1ポイントで加重集計し、ポイントの多い順にランキングを作成。